(AERA English 2013 Autumn&Winter『これがグローバルビジネスの現場だ!』掲載記事 : 株式会社朝日新聞出版 発行)
英語アレルギーを克服。トラブル対応の英語はスピード感がカギ
日本レーザー技術部
西端幸次さんKojiNishibata
1977年宮城県生まれ。大学では電子工学を専攻。専門商社を経て、2008年日本レーザー入社。12年から技術部副課畏。
レーザー装置を専門に扱う商社の草分け、日本レーザ一。物理学や電子工学の技術に通じた理系の社員が多いが、業務には英語のコミュニケーションカが必須だ。
技術部で副課長の西端幸次さん(36)も、英語でメールをやりとりし、海外出張や、外国人のメーカー技術者のアテンドもこなす。
「メールは言葉のニュアンスを使い分けられるようになりたいですね。取引先の外国人と仕事以外の話題をどう持たせるかも課題です」
同社は計測、解析、加工などに使うレーザー装置を、ヨーロッパを中心とした海外のメーカーから輸入し、国内企業に納入する。西端さんは、入荷時の製品チェックや、納入した製品の立ち上げや説明、メンテナンスやトラブル対応に携わる。直接、海外メーカーのもとでサービストレーニングも受ける。
とくに、トラブル対応はメールや電話で日々頻繁におこなう。海外メーカーの技術者が来日して納入先に出向くときは、同行もする。
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