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再建のとっかかりは親会社へ帰るという退路を断ったこと「中小企業は必死。だが、その必死さが中小企業の強さにもなりえます」

2015年5月1日
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( 「財界」春季特大号【特集 知恵を掘り起こせ!】P.48-51 掲載記事:第63巻第10号 平成27年年5月12日 : 株式会社財界研究所 発行)
 
再建のとっかかりは親会社へ帰るという退路を断ったこと
 
「中小企業は必死。
 
だが、その必死さが中小企業の強さにもなりえます」
 
日本レーザー社長 近藤宣之
 
社員を振り向かせるためには自分も背水の陣を敷いて退路を断つーー。レーザー機器輸入販売の日本レーザー社長の近藤宣之氏は親会社から出向してきた「落下傘社長」だった。
1年目から赤字会社を黒字転換させたが、親会社の取締役を辞任する。その後、同社は21期連続で黒字を実現。
近藤氏が社員を奮い立たせた再建物語とは?
 
最年少役員から子会社への出向
 
近藤さんは親会社の日本電子から日本レーザーの社長に就任し、2007年に経営者と従業員が参加して会社を買収するMEBO (Management Employee Buyout) を実施。
親会社からの独立を果たすという経験をしてきましたね。
 
近藤 ええ。1994年に私が親会社から子会社であるこの会社に来たときの社員数は30人ちょっとでしたが、今では約60人となりました。
 
...(以下略)
 
※全文は添付ファイルを参照ください※