( 「改革者」 2015年12月号 “ 表紙インタビュー” 掲載記事 : 政策研究フォーラム 発行)
人を大切にする経営で企業を伸ばす
ー組合経験生かし、独自の経営ー
近藤 宣之
株式会社日本レーザー
代表取締役社長
就職した会社は共産系組合が強く、経営が悪化していた。民主的な労働運動を指導し、会社再建を果たした。
次いで子会社の経営にあたり、組合での経験から、人を優先する多様な人事制度を創り出した。人を優先し、モノ・カネ・情報を組み合せる独自の手法に挑んでいる。
島西 株式会社日本レーザーは「ダイバーシティ経営企業一〇〇選」や「ワーク・ライフ・バランス認定企業」等を多々受けられています。
おそらく日本で最も注目されている中小企業の一つだと思います。近藤社長は日本電子株式会社ご出身で、組合執行委員長のご経験もおありとのことですが、まずそのことからお話をお聞かせいただけますか。
近藤 大学の就職活動で日本電子株式会社を訪問したのですが、その時に会社の全ての門が、当時の総評全金によって第三者ピケが張られ、外部の者は中に入れませんでした。「ひどい会社に来たな」と思いました。
...(以下略)
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