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『いい会社』の経営者の言葉<5>どんな逆風があっても黒字を出し続ける夢と志の経営

2017年5月8日
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(「『いい会社』の経営者の言葉<5>どんな逆風があっても黒字を出し続ける夢と志の経営 」(株式会社イマージョン 代表取締役社長 藤井正隆)、『人事マネジメント』2,017年3月号 掲載記事:株式会社 ビジネスパブリッシング  発行)
 
心に沁みる『いい会社』の経営者の言葉
 
「いい会社」をつくった経営者が、試行錯誤の苦労の末に気づいた大切なこと
 
 株式会社日本レーザーは,世界のトップメーカーをはじめとしたレーザー機器や,光の技術とその製品の輸出入を手掛ける専門商社である。デフレ脱却を旗印にしたアベノミクス経済政策により,一時,円安が進んだ。急激に為替が変わるということは,大企業であってもコントロールできない。世界のレーザーの取り扱いから輸入比率が高い同社にとって,円安は調達コスト上昇となり業績を圧迫した。特に,80円から100円になった2013年には,調達コストが25%増加し,前年の経常利益約3 億円を上回る非常事態となった。こうした一時的な赤字経営もやむなしと考えるのが通常の経営者だ。
 しかし,「業績を経済,政治等,他責にするのは経営者として失格。赤字は雇用不安を生み,社員のモチベーションを下げる。雇用を守るという大前提のために,経営者は常に黒字を出すのが使命」と断言したのが,株式会社日本レーザーの代表取締役,近藤宣之氏(以下,近藤)である。
 実際,同社の近藤は,社長就任した1994年から為替の急激な変化などの逆風があっても,社内のコスト見直しや新規事業の開発などの素早い対応で,20年以上にわたり黒字経営を続けている。まさに,中小企業のお手本ともいえる同社は,日本でいちばん大切にしたい会社大賞中小企業庁長官賞,勇気ある経営大賞の他,数多くの受賞歴があるが,同社の歴史や同社の再建に当たった近藤の人生は,決して順風満帆というわけではなかった。

...(以下略)

※全文は添付ファイルを参照ください※