( 東京都 「育業応援ハンドブック」 – 先進的企業事例に学ぶ - 2024年3月22日 公開 )
経営者として
リスクを負ってでも
人を大切にする
代表取締役会長 近藤宜之さん
レーザー専門商社の株式会社日本レーザー。人を大切にする経営をモットーとし、男性社員による6ヵ月の育業を推進。「育業は企業が変わるチャンス」と語る会長に、経営者から見た育業を聞きました。
マルチタスクの実践で、男性社員も6ヵ月育業
半年間、育業に専念したい。男性社員からそのような要望が出た2021年秋、私は経営者としてどのような判断を下すべきか悩みました。
「人を大切にする経営」を掲げる当社としては、社員の要望を叶えたいという思いが優っていました。しかし、決断を下すのは簡単なれど、実際に社員の不在の穴を埋めるのは容易な話ではありません。少数精鋭の中小企業ですから、1人が長期離脱するだけでも、会社への影響は絶大。とりわけ彼は事業責任者として重要なポジションにいたので、経営上のリスクは拭えませんでした。
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