(株式会社新経営サービス 2007年9月発行 “Bimonthly Words ” 田須美 弘 著 掲載記事)
= “一足進め 前は極楽”(株式会社新経営サービス 田須美 弘 氏執筆)において「一足進む」ことの具体的な事例として、弊社が取り上げられました。 =
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レーザー機器の輸入商社「日本レーザー」の近藤宣之社長は13年前、債務超過のこの会社に親会社である日本電子からやってきました。
「2年で再建を果たして黒字経営を続け、今年6月、MEBO(経営者と従業員による会社買収)と呼ばれる手法でこの会社を買収。筆頭株主であった親会社から株を買い上げ、保有率を15%未満とし、残る85%余りは自社の経営者と従業員(50人)で持ち合う。
つまり親会社からの「独立」。かつて、親会社の社長候補だったという近藤さんには申し分けないが、まわりからは今の方が楽しそうに見えるだろう。」(以上、毎日新聞の解説記事より抜粋表現)
上場企業の支配下にある子会社は、日本中に溢れるほど存在します。
子会社のトップは親会社から送り込まれるのが一般的で、一定の期間に成果を挙げて本社に翫話、というのが常識的な見方です。
近藤社長が日本レーザーの社長に就任した時も、本社の取締役兼務であり、このようなお膳立てだったかもしれません。
ところが、従業員と共に会社再建をしていくうちに、自分自身の使命に気づいたのです。...
※全文は添付ファイルの2~3ページを参照ください※