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日本は低成長時代の先進国として自信を持て!

2011年12月28日
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 「月刊 総務」 2012年1月号  特集“働くあなたに伝えたい2012年の提言” 掲載記事 : 株式会社ナナ・コーポレート・コミュニケーション 発行・編集)

◎従業員を解雇せずに経営再建

株式会社日本レーザーは、日本電子株式会社の子会社だったが、二〇〇七年にMEBO(マネジメント・エンプロイー・バイアウト)により独立した(詳細は本誌一〇月号)。会社は株主のものであり、従業貝のものでもあるという理想を体現したのである。初めに、MEBOに至った経緯について、同社代表取締役社長の近藤宣之さんに聞こう。

「当社はバブル崩壊後、業績が悪化し統け、一九九三年には債務超過となり、メインパンクから融資を打ち切られる事態になってしまいました」

経営再建のため親会社からやって来た近藤さんは、社長として数年のうちに同社を立て直すのだが、驚くのはメインバンクが見放すほどの依務超過に陥っていたのに、リストラによる解雇者を一人も出さなかったことだ。

「社長になったとき心に決めたことがあります。それは、絶対に従業貝をクビにしないことと、絶対に会社を赤字にしないことです」

一見、相反する二つに見えるが、どのようにして成し遂げたのだろうか。

...(以下略)

※全文は添付ファイルを参照ください※