(「日本ボストン会会報」(The Boston Association of Japan) # 4 0(2012年10月10日) 掲載記事)
『毎年Bentley UniversityからのMBA一行を迎えて』
近藤 宣之
Boston 駐在時代にご縁があって、Waltham にある Bentley College の日本ビジネスコースに講義に行くことが数回ありました。
Harvard 大学の Ezra Vogel 教授の“Japan As Number One”と言う本が出た後であり、学生たちの関心は「日本的経営」についてでした。そこで、「米国法人での経営方針は、一般的米国企業とどう違うのか?」、又「日本での日本的経営とはどう違うのか?」と言う内容が主な講義でした。
当時の日本電子米国法人(JEOL USA, Inc.)には約300人の社員がおり、営業・業務・技術が3分の1、残りの3分の2の200人はアフターサービスのエンジニア。米人が260人、日本人はボストンだけで20人、全米12カ所の支店を含めて40人が働いていました。
私は9年の駐在を経て1993年1月からは国内営業担当として日本での仕事に変わりました。ところが Bentlley College 担当教授から MBA を目指している大学院の学生たちが日本へ Study Team として行くので、受け入れて講演をして欲しいとの要請を受けました。
...(以下略)
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