( 「企業実務」 2014年12月号 No.745 掲載記事 : 株式会社日本実業出版社 発行)
わが社の語学力アップ研修
中小企業2社の事例
どんな業種・業態でも、国内のやりとりだけでビジネスが完結するとは隈らない。
社員の語学力の向上が様々な場面で求めうれている昨今、中小企業ではどんな取組みをしているのか、2社の事例を紹介する。
実践的な英語力を社長塾で鍛える
株式会社日本レーザー
●業種=専門商社
●社員数=61名
●本社=東京都新宿区
株式会社日本レーザーは専門商社として、レーザー関連機器を輸入・販売するほか、自社製品の開発も手がけている。
1968年に日本電子株式会社の子会社として事業をスタートし、2007年に近藤宣之社長と社員が株式を買い取り、資本的な独立を果たした。
「人材育成は企業が行なうべき最大の投資」と語る近藤社長は、人事制度のなかで「基礎能力主義」を掲げている。そこで必要な能力として挙げているのが英語によるコミュニケーション能力であり、その指標としてTOEICテストを用いている。
TOEICの点数はダイレクトに手当に連動する。500点以上で5000円の手当が付き、100点ごとにランクが上がり、900点以上の場合は2万5000円が支給される(990点が最高スコア)。
...(以下略)
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