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日本レーザー   ―人間こそ財産、士気向上に尽力

2011年4月1日
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(TEIKOKU NEWS(帝国ニュース) 「Close-up Interview (クローズアップインタビュー )第35回」 (2011年3月31日 (株)帝国データバンク 発刊)掲載記事) 

レーザーの専門商社の草分けとして1968年4月ンに設立された(株)日本レーザー。以来、世界トップクラスのメーカーの技術や製品を輸入し、大手上場企業を中止とした産業界向けに提供。また、東京大学や京都大学などの大学研究室、学術研究機関に対し、最先端理化学用レーザーから汎用性の高いレーザー装置の提案などを行い、日本最大のレーザー専門商社の地位を築いている当社の近藤社長に話を聞いた。 (聞き手/東京支社情報部 安部隼人)

前期は、43年の歴史のなかで過去最高の業績を記録しましたね。

リーマン・ショック前の2008年第2四半期に非常事態宣言を発令し、“我慢の年"と位置付け、翌2009年を“学びの年"として、レーザー技術の応用分野や市場を開拓しました。そして、前期の2010年12月期は、期初に予想していたとおり、これまで種まきしてきたものが一気に刈り取れた“大爆発の年"になりました。米国ニュポート社の商権を獲得するなど多くの製品が増収に大きく貢献し、通期売上は前期比49%増の約39億円、当期利益が前期比4倍となる約1億9600万円と、過去最高の業績を記録できました。

 近藤社長が就任した1994年は、債務超過の状態でした。目覚しい再生ですね。

当社は、71年に大手電機メーカーの100%出資子会社になり、歴代社長はすべて親会社からの出身者が就任していました。いわゆる天下り企業ですね。結果、バブル崩壊後に債務超過に転落し、経営危機に陥ってしまったのですが、再生を目的に親会社から送り込まれたのが、私でした。就任から17期連続で黒字経営を達成し、純資産が5億円を超える安定企業に成長しました。

 ...(後略) 

 

※全文は添付ファイルを参照ください※