（Fuji Sankei Business i. 2012年10月11日 【第10回 勇気ある経営大賞】掲載記事 ： フジサンケイビジネスアイ）
勇気をもった決断で光る企業
東京商工会議所副会頭
ホンダ相談役 福井 威夫氏
｢勇気ある経営大賞｣も、今回で10回目を迎え、表彰企業も累計で97社になりました。表彰制度を始めた10年前に比べて、円高やデフレなど中小企業を取り巻く経営環境は厳しさを増していますが、特異技術やさまざまなアイデア、勇気をもった決断で光る企業に成長していく会社は必ずあります。
．．．（中略）．．．
選考にあたって
選考委員長
東京理科大学イノベーション研究科長 伊丹敬之氏
今年も勇気ある経営の決断に踏み切った多くの中小企業が最終選考まで残った。
大賞となった日本レーザーには、最終選考会議の参加者の多くの方の票が集まった。親会社から派遣された子会社の社長として、親元に戻る選択肢を放棄し、現場に骨をうずめることを決意する。
．．．（中略）．．．
事業展開に不可欠な“人材育成”
選考ワーキンググループ座長
早稲田大学商学学術院 教授 鵜飼信一氏
今年は例年以上に「社員を大切にする」様子をうかがわせる企業が多かった。国内を拠点に付加価値の高い事業を展開していくには価値を生み出す人材が不可欠だからだと思う。
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