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社員の雇用を守ることが経営者の最大の使命

2013年3月12日
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( 「月刊公論」 2013年3月号 Zoom Up インタビュー 掲載記事 : 株式会社財界通信社 発行)

社員の雇用を守ることが経営者の最大の使命

 

日本レーザー社長 近藤 宣之氏

 

本誌 日本レーザーは一九六八年設立のレーザー専門商社ですね。

近藤 当社は世界最先端の研究用、工業用レーザーや周辺機器、光学製品を世界から日本に輸入、販売しており、二〇一二年一二月期の売上高は約三二億円です。ただ、当社は単なる輸入商社ではなく、多様なニーズに応えるため社内に技術部門を置き、きめ細かなカスタマイズや技術的な提案を行うとともに、世界から輸入した部品やソフトウエアを組み合わせてシステムアップし、当社ブランドの自社製品として販売しています。とくに、当社は大手メーカーが手掛けない手間ひまのかかる案件などニッチなマーケットでのカスタム品の扱いが主体になっており、低予算や短い納期、少量の注文にも応じています。

本誌 社長就任は一九九四年ですね。

近藤 当社は設立三年目の一九七一年に日本電子の一〇〇%子会社となりましたが、一九九三年にバブル崩壊で大赤字を出し、一億八〇〇〇万円の債務超過に陥りました。この経営立て直しのため、当時日本電子の取締役だった私が社長として送り込まれたのです。

 

 ...(以下略) 

 

※全文は添付ファイルを参照ください※