( 「TOKYO SMECA ニュース」(平成25年6月号)東京都中小企業診断士協会 発行 『見聞録』 掲載記事)
城南支部研修部セミナー
「会社再建におけるモチベーションの高め方」に参加して
城南支部 牧村 博一 makie.consulting@nifty.com
城南支部研修部セミナーが2月28日(木)渋谷区立商工会館で開催され、「第10回勇気ある経営大賞」ならびに「日本でいちばん大切にしたい会社大賞中小企業庁長官賞」を受賞された株式会社日本レーザー代表取締役社長の近藤宣之氏より、「会社再建におけるモチベーションの高め方jというテーマでご講演いただき、43人が参加しました。
1. 近藤氏の略歴
近藤氏は、大学卒業後、当時の日本レーザーの親会社に入社。28歳の若さで労働組合委員長に就任、2つの労組が対立する職場を安定させ、また、希望退職の受け入れにより破綻寸前の会社を再建されました。
その後アメリカの現地法人のリストラを断行。このような手腕を買われ、最年少で本社役員に就任され、子会社の日本レーザーの再建を任せられることになりました。
2. 再建は修羅場の連続
近藤氏が社長に就任された当時は、3期連続の赤字で債務超過となっていました。
就任直後、親会社からの天下り社長への反感から幹部役員が商権をもって、さらに社員も引き抜いて独立。有力な商権と人財を失うなど再建はまさに修羅場の連続であったとのことです。
...(以下略)
※全文は添付ファイルを参照ください※