(「 Fole [フォーレ] 」 No.123 2012年 12月号 [第1特集] コミュニケーションストレスを撲滅せよ 「ご機嫌な職場」のつくり方 掲載記事 : みずほ総合研究所株式会社 発行)
日本レーザー
毎週末、直属の上司に「今週の気づき」をメールで送信。上司は必ず返信する
レーザー機器の専門商社、日本レーザー。代表取締役社長の近藤宣之氏は、毎週土日のうちの数時間をメールチェックに充てている。週明けまでに一〇〇通近いメールを確認し、そのうちの何通かに返信することにしているからだ。
同社では六年ほど前、「今週の気づき」という試みを始めた。毎週原則金曜日までに、一週間の間に気づいたことや気になったことを直属の上司(グループ長や担当役員)にメールするというもので、受け取った上司も感想を記して返信しなければならない。近藤社長はそれら双方のメールをCCで受信しているのだ。
「かつては、私が正社員と嘱託社員四〇人全てに返信していました。その後、多忙を極めるようになったため、直属の上司が返信することにしたのですが、今も必ずチェックしています。また、経営理念や事業方針などに関するメールは、全社員にCCで返信します」
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