( 労働新聞 第3056号(平成28年3月14日) 『ぶれい考』(第3回投稿)掲載記事 : 株式会社労働新聞社 発行)
ぶれい考
ベースは透明性と納得性
(株)日本レーザー 代表取締役 近藤 宣之
1958年にJ・アベグレンが日本的経営の三種の神器として指摘したのは、終身雇用、年功序列、企業別組合だった。
背景には、年齢とともに能力が高まっていくという前提と、生活費の上昇に応じて給与を増額するという配慮があり、住宅手当、家族手当などが付随している。
こうした制度は80年代のジャパンアズナンバーワン時代までは機能したが、90年代のバブル崩壊とグローバル経済の時代に入ると、成果主義の賃金制度が試行錯誤されるようになった。
...(以下略)
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