( 労働新聞 第3088号(平成28年12月12日) 『ぶれい考』(第11回投稿)掲載記事 : 株式会社労働新聞社 発行)
ぶれい考
社員のやる気も社長次第
(株)日本レーザー 代表取締役 近藤 宣之
現在、日本の企業総数は382万社。このうち99.7%が中小企業で、わが国の雇用の約70%、給与支払いから発生する所得税の約40%、社会保険料拠出の約40%を担っている。中小企業がわが国の雇用や社会保障を支えているといってもよい。一方、この5年間で、40万社もの中小企業が姿を消している。中小企業の活性化なしには、日本の再生も地方創成も実現できない。
中小企業は多くの問題を抱えている。人手不足や事業承継に悩み、大企業に比べ低い生産性に苦慮している。政策による支援も必要としている。しかし、企業の存立は自助努力が原則である。しっかりしたビジネスモデルと経営戦略を確立だけでは、企業存続は難しい。
...(以下略)
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