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「何のために経営するのか」を明確にし、自ら背水の陣を敷くことができるか

2012年7月20日
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(「理念と経営」 2012年 8月号 【無敵の仕事術 ⑦ 変える力】 掲載記事:株式会社コスモ教育出版 発行)

債務超過に陥った株式会社日本レーザーの債権を任され、見事に累積赤字を一掃して会社を立ち直らせた近藤社長が経験を通して語る“有事に求められるリーダー”の「変革の条件」。

 前職の上場企業に入社したとき、対立する複数の労働組合がありました。一つは階級闘争主義の左翼組合、もう一つはそのイデオロギーに反発した民主的新労組です。

 学生時代に東・西ベルリンに住み、共産主義計画経済による東ドイツの混乱と、民主主義市場経済による西ドイツの繁栄を目の当たりにしていた私は、階級闘争主義の労働運動は間違いだと確信していたので、二十八歳で民主的組合の委員長に担ぎ出されたときには、こうした信念に基づくリーダーシップを発揮し、組合員研修や宣伝活動に努めました。やがて組織人数で圧倒的多数になり、企業内の労使関係も安定しました。

リーダーに必要な条件は、
「理念に基づく信念」
「構成員の育成強化」
「方針の徹底」

 リーダーにとってまず必要な条件は、理念に基づく行動力であり、構成員の育成強化であり、方針の徹底であり、さらには徹底した“世話活動”、いわば社員満足への取り組みです。

...(以下略)
 
※全文は添付ファイルを参照ください※