(「AERA」 2012年 7月30日号 14~15ページ 会社【「一点突破で幸せに」】 掲載記事:朝日新聞出版 発行)
業績がいい、社員の給料が高い。
そんな「数字」で測れる幸福な会社が存在する一方で、
決して数字には表れないけれど、一点突破で社員に「幸福」をもたらす会社がある。
リストラはしない。社員は絶対に辞めさせない。
18年前、親会社から派遣されてレーザー専門商社の日本レーザー(東京都)社長に就任した近藤宣之さん(67)は、社員を前にこう宣言した。当時、同社は3年連続の赤字。独立した社員に海外の取引先を奪われ、経営危機に陥っていた。だが近藤さんは人件費も含めて徹底したコストカットを進め、社長就任1年目で黒字転換、3年目には累積赤字を解消した。
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